玲子塾 Q&A
Question
正しいクレンジングの仕方がわかりません。(30歳 主婦 2019年10月15日)
Answer
ミルククレンジングで丁寧にやさしく行うのがおすすめ
長年、サロンで採用しているのはミルククレンジング。100%と言っていいぐらい、肌トラブルはありません。汚れは乳化させ、潤い成分を肌に残すので、「潤うミルククレンジング」と言われています。今回はミルククレンジングの使い方を教えます。
(1)ゴシゴシ擦らないために「量をケチらない」
肌にいちばん危険な行為は摩擦。適正な使用量を守らず、チビチビ使ってると肌を摩擦し、刺激を与えてしまいます。
「キシキシ」という音を感じたら、足りていません。
ミルククレンジングの目的は、乳化させて汚れを浮かせることですので、500円玉位の量でゆるゆるとなめらかに指がすべるくらいが目安です。
(2)肌の状態やパーツに合わせて、「強さを使い分ける」
まずは顔の平らな面4パーツ(額、頬、あご)は、親指以外の4本の指の腹でくるくるとマッサージをするようにクレンジングしていきます。その後は、小鼻や小鼻の脇、口角や口の下、あごなど、皮脂や毛穴、ニキビなどができやすい部分に、中指や人差し指、薬指の指先を使って小さくくるくる回すように念入りにクレンジングします。
(3)クレンジングの「すすぎ方も大切」
折角、肌にやさしいミルククレンジングでクレンジングをしても、その後、強い洗顔料で洗ってしまったら台無しです。 ミルククレンジングは脂の汚れは溶かして落とせて、しかも水に溶けるのでぬるま湯だけできれいに洗い落とせます。33~35℃ぐらいのぬるま湯で丁寧に残しが無いように洗い落としてください。
肌にはやさしく、毛穴の奥の汚れまでしっかり落とせる低刺激性ミルククレンジング。 小鼻のザラつきや毛穴が目立つところには、小さな円を描くように念入りに行ってください。ぬるま湯で洗い流すだけでもOK。
肌に必要な潤いは残します。