玲子塾 Q&A
Question
春から紫外線が強くなると聞きますが、日焼け止めやファンデーションは何を目安に変えるべき?(22歳 OL・2014年3月1日)
Answer
SPFとPAをしっかり理解しましょう。
春を迎え、徐々に紫外線の量が増えてきました。
シミやシワをつくらないためにも、日頃のUV対策は必要になります。
では、日焼け止めクリームやファンデーションは何を重要視すべきでしょう?
やはり、まず第一はSPFとPAです。
SPFやPAは紫外線防止効果の高さを示す数値。
どんな環境でどれくらいの時間を太陽の光の中で過ごすのか・・・それに合わせて相応しい数値を選択しましょう!
SPF・・・Sun Protection Factorの略。
この数値は、サンバーン(主にUVBによる日焼けで皮膚が赤くなること)の 防止効果を示す値。数字が大きいほど日焼け止めの効果が長く続きます。 現在、SPF50+が日本化粧品工業連合会の統一基準で定められた上限値です。
PA・・・Protection Grade of UV-Aの略。
主にUVAをカットする効果をあらわす表示です。
4段階表示で、+の数が多い方が効果が高いということになります。
+(効果がある)・・・・家の中や、洗濯物を干す程度
++(かなり効果がある)・・・・近くに買い物・通勤・通学
+++(非常に効果がある)・・・・日本国内はこれで十分
++++ (効果が極めて高い)・・・・南の島・海・山など
では<SPF50・PA++++>であれば、絶対、日焼けしないか?という質問をいただきますが、通常の生活ならばこの高スペックは必要ありません。
肌に負担をかけてしまうほか、高スペックの日焼け止めやファンデーションに安心しきって塗り直さない方が危険です。
日常生活の中ではSPF20~30、PA++以上あれば問題ありません。
ただ、外出時や汗をかい時には、1日に3回程度は塗りなおしましょう。